【メタボが気になりだしたら】
社会人になると男性も女性も、お腹周りの皮下脂肪が気になりだしたり、
入社当時に比べてずいぶん貫禄がついた、体重が増えたと気にされる方は多いのではないでしょうか。
年齢に応じて基礎代謝が落ち、太りやすくなるのに加えて、学生時代のように運動をしなくなり、
使えるお金も自由になるので、お昼は上司や同僚と美味しいお店を探してはランチをがっつりと食べ、
夜のお付き合いなども増えるために、そのままにしていれば、どんどん太っていきます。
体重が増えるだけならまだいいですが、血糖値や血圧、コレステロール値などが高くなるなど、
健康診断で異常を指摘されたり、メタボ予備軍の指摘や生活習慣病のリスクが指摘されると大変です。
健康で楽しく過ごせるよう、毎日のランチに気を付けるのが賢明です。
とはいえ、いきなり量を減らしても満足感がなく、間食が増えてしまうケースもありますし、
午後も仕事がある以上、お腹を空かせた状態でもいけません。
食べても太りにくく、満足感も得られるヘルシーランチを探していきましょう。
【オーソドックスで気軽な太りにくいランチ】
職場近くのお店やよくあるお店で簡単にオーダーでき、ランチ仲間とも同じテーブルを囲める、
オーソドックスなメニューで太りにくいランチといえば、蕎麦や和定食です。
蕎麦はルティンや食物繊維など体にいい成分も含み、炭水化物なのでエネルギーとして使え、
お腹もいっぱいになりやすいです。
低カロリーを期待するならざるそばや、山菜がたっぷりのった山菜そばなどにし、
朝食をしっかり食べていないなど、たんぱく質が不足する方は月見そばなどを頼みましょう。
間違っても大盛りは頼まないこと、天ぷら蕎麦などの高カロリーなメニューは控えましょう。
また、和定食も天ぷらや甘くてこってりした肉じゃがやサバの味噌煮ではなく、
たんぱく質もしっかりとれて低カロリーな刺身定食か、鯵の干物や秋刀魚の塩焼き、焼きじゃけなどの焼き魚定食がおすすめです。
魚のDHAやEPAもとれるので、血液サラサラ効果が期待でき、メタボ予防にも役立ちます。
ご飯の量が調節できれば、小盛りでオーダーしましょう。
【低糖質を目指す代用ランチ】
最近は糖質の摂り過ぎが肥満につながるなどと言われて、炭水化物を食べない、
または抑える低糖質ダイエットやローカーボダイエットが流行っています。
ブームを受けて各種のチェーン系のレストランやコンビニの弁当などでも、低糖質メニューが増えています。
低糖質ダイエットにチャレンジしてみたいなら、こうした低糖質メニューを選んでみましょう。
たとえば、ご飯の代わりに豆腐を代用したカレーや丼物、ご飯の代わりにカリフラワーが入ったお弁当などがあります。
【肉食でボリュームランチ】
低糖質ダイエットではご飯などの炭水化物を控える代わりに、
糖質を含まない野菜や良質なたんぱく質をたっぷり摂るように言われます。
たんぱく質で体を作り代謝を高めながら脂肪を燃焼させるというもので、
糖質は控えて欲しいけれど、肉はたくさん食べるようにアドバイスされます。
このブームを受けてお肉中心のメニューを提供しているお店もあり、
ランチセットにも敢えてご飯やパン、パスタなどは付けず、
野菜サラダとおおぶりのステーキやローストビーフだけを提供するお店もあります。
糖質抜きのランチセットがあればお得で便利ですが、太りにくくてボリューミーなランチを食べるためには、
全てセットでお得なランチ限定メニューにこだわらず、アラカルトでステーキのみを注文したり、
野菜たっぷりでローストビーフやサーモンなどのヘルシーなたんぱく質がたっぷり乗ったサラダだけをオーダーする
という工夫もおすすめです。