【男の肌は乾いています】
スキンケアというと女性のものという印象がありますが、
むしろ男性の肌は女性よりも乾いているケースも多くあります。
男性は肌に無頓着な方も多く、乾燥肌からニキビや炎症などの肌あれを起こしてしまうこともあります。
とはいえ、今や男性にはワイルドさより、清潔感が求められる時代です。
スキンケアをする方が少ない分、きちんとした肌のお手入れをすれば、
他の男性に差をつける清潔感のあるモテ肌を目指すことができます。
【まずは洗顔料から見直す】
男性は10代など若い頃から同じブランドの洗顔料を使い続けている方も多いものですが、
こうした洗顔料が肌の乾燥を促進させてしまっている可能性があります。
10代の肌は皮脂の分泌が多く、ベタつきを抑えるために脱脂力の強い洗顔料を使いがちですが、
こうした洗顔料を年齢を重ねても使い続けると、肌の皮脂やうるおい成分を奪いすぎて、肌がドライに傾いてしまいます。
ドライスキンを気にする男性が、洗顔料をマイルドなものに変えるだけで驚く程肌の乾燥を改善することができるケースもあります。
年齢を重ねた肌には洗浄成分がアミノ酸などマイルドな洗顔料を選ぶことをおすすめします。
洗顔は水かぬるま湯で
さらに洗顔時にもう一つ気をつけたいことが、洗顔の時のお湯の温度です。
40℃など湯船と同じような高い温度のお湯で洗顔をしていると、お湯が肌のうるおい成分を奪ってしまいます。
洗顔をするときはできればお水が望ましいのですが、冷たくて苦手という方はごくぬるいお湯で洗顔しましょう。
【洗顔後はできるだけ早く】
化粧水を
入浴後、スキンケアをせずにそのままビールを飲んだり、ソファでリラックスしたりという方も要注意です。
入浴後の肌は潤いがどんどん逃げていっている状態で乾きやすくなっています。
お風呂から上がったらできるだけ早く、化粧水で保湿することを習慣にしましょう。
素手化粧水を乗せてパシャパシャと肌につけて引き締めるとうるおい成分を肌に浸透させることができます。
余裕がある方はコットンにたっぷりと化粧水を染みこませて肌をパッティングすると、
肌の凹凸にも沿ってムラなく保湿することができます。
【乾燥がひどい方は乳液で】
肌にバリヤーを
ローションのあとに使いたいのが乳液です。
乳液はクリームよりも油分が少なくベタつかないので男性も使いやすいスキンケアアイテムです。
洗顔後の化粧水を塗った肌に、乳液を薄く塗布することで、
肌に油分のバリヤーができて肌の水分やうるおい成分が蒸発するのを防ぐことができます。
ローション、乳液の2ステップのスキンケアが面倒だという方は、オールインワンタイプのアイテムがおすすめです。
オールインワンゲルなら、ひと塗りでローションと乳液の両方の役割を兼ねるので、スキンケアの時間を短縮しながら
しっかりと保湿することができます。
【紫外線対策も忘れずに】
肌が乾く原因にはエアコンの風や大気の乾燥などさまざまなものがありますが、最も大きな原因の一つが紫外線です。
紫外線は晴れた日はもちろん、曇りの日も毎日ふりそそぎ、肌から潤いを奪っていきます。
日焼けした肌は炎症を起こしてまるで砂漠のような状態になっています。
日焼けしたあとの保湿スキンケアはもちろんですが、あらかじめの紫外線防止対策が肌を乾燥から守ります。
紫外線を予防するためにはSPFの値とPAの値を確認して十分な効果が得られるものを選ぶことが大切です。
塗布するのが面倒という方は、スプレータイプのものやシートタイプのものもあり手軽に塗って紫外線対策をすることができます。
潤いのある肌はトラブルにも強いモテ肌に
しっかりと乾燥対策をされた肌は免疫力も高く、
ニキビや肌荒れ、老化にも負けない強い肌になります。
肌荒れのないキレイな潤い素肌は清潔感があり、周りに与える好感度もアップさせることができる、男の武器になります。
毎日のちょっとした乾燥対策を取り入れて清潔感のあるモテ肌を目指しましょう。