ビジネス
仕事人
2017.11.07

先輩のどこがどう嫌いなのかをはっきりさせよう

【嫌いの理由】

人は出会ったときの第一印象から、相手のことを、この人はこういう人だと決めつけてしまうところがあります。

意識してやっているというよりは、どちらかというと無意識のうちにやっていることの方が多く、
その根拠となるのはこれまでの人生経験です。

今まで出会った人の誰かに似ている部分を探し出し、それが好ましいものであれば好印象を持ちますし、
逆の場合であれば苦手意識を持ったり、この人はどうも好きになれないといった印象を持つことになります。

苦手意識を持つ人が友人や同僚であれば、適度に距離を取って表面上の付き合いだけでうまくいなすということもできるでしょうが、
これが同じ職場の先輩ということになると、否が応でも付き合っていかざるを得ません。

そんな時は、苦手意識を持ってしまったことは仕方ないと割り切り、
どこが苦手なのか、嫌いと感じる理由を冷静になって分析することが大事になってきます。

何しろ、相手はこれから同じ職場で一緒に仕事をしていかなくてはならない人物ですし、
時には教えを乞うこともあるかもしれないからで、
人間関係はできるだけ穏便に構築しておいた方が、何かと事がスムーズに運びます。

【客観的に見よう】

何となく嫌いという理由は、意外と多くの人が経験しています。

物質は常に振動しており、異なる波動のもの同士は反発し合い、」
同じ波動のもの同士は共鳴し合うという性質があります。

何となくあの人とは波長が合わないといった言い方をしますが、
これはまさしく物質の振動という点で核心を突いており、
相反する波動を持つ者同士ということになります。

その結果、何が理由かはよくわからないけれど、
何となく虫が好かないということになってしまうわけです。

とはいえ、虫が好かない、どうも好きになれないという相手でも、
同じ職場で共に仕事をする先輩ということになれば、後輩の立場である自分から嫌っていては、
仕事を教わることも出来ず、困ったときに助けてもらうこともできずということになってしまい、
デメリットはこちらのほうが圧倒的に多くなるでしょう。

そんな時は、感情はひとまず置いておき、客観的に先輩のいいところはどこかを探してみるのがオススメです。

【いいところに目を向ける】

何となく虫が好かない人だけれど、仕事はてきぱきとこなし、ミスも少ないとか、物言いがきついけれど、
見方を変えてみれば歯に衣着せぬ物言いができる勇気のある人というとらえ方もできます。

嫌だと思う部分があるのであれば、それをいい面に考え、表現してみる努力をすることで、
これまでとは違った印象になるでしょう。

そうやって考え方を変えていくと、不思議なもので相手にも影響を与え、
最初の印象とは違うと感じる出来事が相手に起こったりします。

それは、こちらがいい面に目を向けた結果引き起こされることですので、
できるだけ嫌な面はクローズアップして見ないことが非常に重要です。

【常に先輩だという意識を持つ】

一年でも先に入った人は、自分よりも多く仕事をしてきたわけですから、敬うに値する理由があります。

時に教わり、時に助けてもらうかもしれない人に対して、
よくわからないうちから決めつけてしまうのはよくありません。

人の本能として、第一印象で人を判断してしまうことがあるということを念頭に置いておけば、
俯瞰的に相手を見つめることができるでしょう。

さらにそこに、相手は先輩だという意識を常に持っていれば、
先輩には敬意を表さなければならないという考え方になり、
それが相手にも伝わって、知らないうちによい印象を与えることにつながります。

嫌いな先輩だと感じるときはなおさら相手の良い面を見る努力が大事ですし、
それをすることは、結果的に自分にとってよい関係をもたらすことになります。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

同じタグのついた記事

同じカテゴリの記事