仕事人
2017.11.13

初任給を得られるようになるまでを考えよう

【うれしい初任給】

社会人になって初めてもらう初任給がうれしくない人は一人もいないと言っても、過言ではありません。

これまでアルバイトを経験してきた人でも、アルバイト代をもらうのと、新入社員として入社し、
会社で仕事をして最初にもらえる初任給は、重みが違うと感じるはずです。

4月1日入社であれば、一か月に満たないために本来もらえる月給の額に比べると金額が少ないと思われますが、
それでもそこそこのお金にはなります。


この初任給をどう使うかは、今後、社会人としてどう生きていくかを大きく左右すると言ってもおかしくないでしょう。

すべてを自分のために遣う人は、どちらかというと利己的な考えに走る傾向があり、
周りへの配慮が欠けると言われても仕方ないかもしれません。

それというのも、初任給を得るまでには自分の努力はもちろんですが、
周りからのサポートが必ずあったはずだからです。

周りからのサポートに気付ける人なら
会社に入社して社会人となるまでには、
たいていの人には両親をはじめとする家族の支えがあったと思われます。

両親、祖父母、兄弟姉妹といった人たちがしてくれたことに対して感謝の気持ちを持てない人は、
今後の社会人生活において、人からの助けに気付くことができず、気づけなければ感謝することもありません。

これでは社会人としては、失格だと言わざるを得ないでしょう。

今の自分があるのは、両親や支えてくれた人たちのおかげだと感謝ができる人は、
これから先もどこからか救いの手が差し伸べられ、うまくやっていけると思われます。

それは、感謝するという強い気持ちが助けを引き寄せるからです。

そのため、初任給の使い道を考えるときには、自分のことは後回し、
まずはお世話になった人たちへお礼をするために遣おうと考えるのがいいでしょう。

とはいうものの、事務的に行うのでは感謝の気持ちを持っているとは到底言えませんので、
心からありがとうの気持ちを伝えたいと思ってやれるかどうかが大きな違いになります。

感謝の気持ちを伝えるということは
両親、祖父母、兄弟姉妹といった人たちは、
新社会人となるべく頑張っている家族をサポートするにあたって、なんらかの見返りを求めてやってはいなかったでしょう。

ただ、なんでもいいから力になれたらという思いで、自分の時間を就活のサポートなどに割いてくれたと思われます。

それを当たり前と思っているようでは、これからの人生で人の心をつかめる人間にはなれないのは、ほぼ間違いなしです。

感謝の気持ちを持っていれば、相手に対して何らかのお礼がしたいと考えます。

それを表すことができるのが、初任給をもらったタイミングです。

高価な品物を贈る必要はなく、感謝の気持ちが伝わるようなちょっとした贈り物で十分ですから、
お礼の気持ちを形にして渡すことが大事です。

物を贈るだけじゃない
お世話になった人には品物を買って贈れば、
感謝の気持ちを表すことになるのかというと、そういうわけではありません。


ただ、感謝の気持ちを伝えるにあたって品物を買えるのは、
社会人になって初任給を手にすることができたからこそです。

おそらくもらった人は、何かをもらうことを期待してサポートしたわけではないので、
申し訳ない気持ちになるでしょう。

それと同時に、大事な初任給を自分のために遣ってくれたこと、
そして自分のサポートをありがたいと思ってくれたことを喜んでくれると思われます。

気持ちを言葉で伝えるというのはむずかしいもので、
ときに品物はその思いを代弁してくれるアイテムになります。

物を贈るだけでは、相手に感謝の気持ちを伝えることはできません。

ただし、そこに感謝の気持ちが込められるとき、受け取った人は確かに感謝の気持ちを品物からくみ取ってくれると思われます。

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