【何故青ヒゲになってしまうのか】
朝綺麗に剃ったはずなのに夕方にはもう口周りが青ヒゲになってしまっている、という悩みを持つ人は少なくありません。
青ヒゲになってしまう理由は剃ったヒゲが表面に出て来る前の状態のものが皮膚から透けて見えているためで、
よく剃り残しが原因と言われますが剃り残しの問題ではないのです。
顔の皮膚は他の部位と比べると薄く、光を当てると透けて見えるほどですから、
表面に出てくるほどに育つ前のヒゲも透けて見えてしまうのです。
この傾向は体毛に関係する男性ホルモンであるテストステロンの動きが活発な人ほど多く、
女性の口周りが青ヒゲにならないのは、男性ホルモンが影響しているせいです。
しかし、体毛が気になるからとテストステロンの動きを弱めるようなことをすると、
体毛のみならず身体機能や性機能に影響が出てしまいます。
男である以上ヒゲが生えるのは仕方が無いことだからこれも仕方が無いと諦めているかもしれませんが、
テストステロンの影響を考えなくても対処法はきちんと存在します。
【髭を剃る時間を調整してみよう】
ヒゲが伸びるタイミングは朝の6時から10時が最も活発ですので、
この時間帯よりも前にヒゲを剃っても伸びてきてしまいます。
ヒゲを剃るベストタイミングは午前中、それも10時以降ですので上手く時間を見つけてヒゲを処理すると
夕方に青ヒゲになることをそれなりに防ぐことは可能です。
ヒゲを剃る時は電気シェーバーではなくT字のカミソリが良く、
肌への刺激を弱めてなおかつ深剃りが出来る3枚刃以上のものを使いましょう。
シェービングクリームを使うと必要以上に皮膚を傷めずに済むので、
泡タイプのものを使うようにし、出来ればヒゲを剃る前には口周りをホットタオルで温めて毛穴を開いてから剃ると剃りやすくなります。
【コンシーラーを使ってみる】
女性の化粧道具として用いられるコンシーラーは、顔の部分的なくすみやニキビなどを隠す時に用いられる、
部分用ファンデーションのことを指します。
男性がコンシーラーを使うなんて、と人によっては思うかもしれませんが青ヒゲに悩む人は少なく無いこともあり、
口周りを隠すためにコンシーラーを使用する人も意外といるのです。
女性用のコンシーラーではなくヒゲ用のコンシーラーがあるので、
自分の肌色に合ったものを購入するようにしましょう。
肌色に合わないコンシーラーはかえって目立つので、
自分の手に塗って肌に色が馴染むかを試して購入すると失敗を防げるでしょう。
【除毛クリームを使う】
体のムダ毛を処理するために使われる除毛クリームを口周りに塗って、ヒゲを処理するという手段があります。
アルカリ性のクリームが毛に作用して溶かしていくため、
何度か使い続けることによって口周りが綺麗になり青ヒゲを心配する必要が無くなります。
ただ、即効性のあるものではないので徐々に薄くなっていくため、
すぐに青ヒゲが綺麗になるとは考えないようにしましょう。
除毛クリームを使うことで時間はかかりますが、
毛を抜くよりもずっと肌に負担をかけずに処理が出来ますし手入れも非常に楽です。
除毛クリームの種類は様々ありますが、顔に使って良いものかどうかをきちんと確かめてから購入をするようにしましょう。
【脱毛サロンを利用する】
ヒゲを剃るタイミングもずらし、コンシーラーでも上手く隠れず、
除毛クリームも今ひとつ効果が無かった、このような状況であれば、
脱毛サロンへ言って口周りを綺麗に脱毛してもらうのが確実です。
女性に人気の脱毛ですが、メンズエステでも男性でも体毛が濃いことに悩んで脱毛をする人は決して少なくなく、
特に口周りの処理については需要が多いので行きにくいということは無いでしょう。
永久脱毛と比較をすると肌への負担も少なく痛みも弱いため、
継続して無理なく続けることが出来ます。
自分に合った方法で青ヒゲ対策をしよう
青ヒゲ対策はいろいろとありますが、
一通り試してみて自分に合った方法を見つけてみると良いでしょう。
カミソリを使ってヒゲを剃るというのは毎日皮膚を薄く削っているため、
どうしても青ヒゲが目立ちやすくなってしまいます。
出来る限りヒゲ剃りをしなくて良い環境を求めた方が良いと言えますが、
まずは自分に何が合っているのかを探すことが対策の第一歩になります。