これまでと違うと感じたら
久しぶりに友達と飲みにいったら、朝全く起きられず、2日も寝続けてしまった・・・
若い頃は平気だったのに、徹夜で仕事をしたら何日も体がだるくて回復できなかった・・・
こういった経験はありませんか。
これらは老化のサインの可能性があります!
徹夜後などの極端なケースでなくても、
たまにやるスポーツの後の疲れがずっと残っていたり、子供と行事に参加したらどっと疲れが出たり、
休日返上で家族サービスをしたら翌週の仕事がボロボロだったり・・・
疲れを感じるタイミングはさまざまあるかと思います。
人はいつまでも若い頃と同じ状態ではいられません。
次第に体力が減退し、無理が効かなくなっていきます。
それに気づかず、気力だけで頑張っていては、いずれ体を壊してしまいます。
以前と比べて、少しでも無理が効かなくなってきたと感じたら、以下の点を気にしてみて下さい。
【生活リズムの見直し】
まずは、現在の毎日の平均的な生活スタイルを思い浮かべてみましょう。
就寝時間が極端に遅い、または睡眠時間がわずかしかない日が多くありませんか?
実は体の老化は年齢的なものだけでなく、生活習慣の乱れからも起こるといます。
人間は本来、朝日と共に目覚めて暗くなったら眠るといった生活リズムがあります。
一般的な動物と同じ生活リズムです。
これが乱れるほど体が疲れ、老化も進みやすくなります。
とはいえ、現代のライフスタイルでは太陽の動きの通りに生活するのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、夜勤などがない方であれば、できる限りこれに近づける生活リズムを作る努力をされるといいでしょう。
毎日は無理でも、週に数回でもこれに近い生活ができれば、次第に生活リズムが見直され、
いつの間にか朝型となり、夜はネットにはまることもなく早めに布団に入れるようになるでしょう。
【睡眠時間の確保】
生活リズムを整えることと近いですが、睡眠時間を確保することも大切なことです。
生まれながらにショートスリーパーという方もいますが、一般的には6時間から8時間の睡眠が人間には必要であると言われています。
また、その時間を下回ってくると生活習慣病のリスクが増大したり、寿命が短くなるとも言われています。
夜早めに床に入れるようにするのがベストですが、どうしてもまとまった睡眠時間がとれない方なら、昼寝をするのもおすすめです。
昼寝はし過ぎると夜眠れなくなるため、30分から1時間以内がベストです。
働いている方は昼食後に20分、頭を休める感覚で昼寝をすることで、午後の仕事の効率がよくなると言われています。
わずか20分ですが、夜の1時間に匹敵するような効果も期待でき、疲れがとれて頭の回転もよくなることから、
企業や学校の中には昼食後の20分昼寝を推奨しているところもあるほどです。
スッキリ目覚めるためには、昼寝をする前にコーヒーなどのカフェインをとり、
20分だけ机に顔を伏せるなどして眠るとスッキリと起きられるだけでなく、足りない睡眠時間を補うことに繋がります。
【リフレッシュタイムを確保】
なかなか睡眠時間をとるのが難しい方も、体を休める時間や心身のリフレッシュを図る時間を週に1度でもとるようにして、
毎日は無理でも一定間隔で疲れをリセットしていきましょう。
疲れがなかなかとれなくなっている中で、リセットをしないまま無理を続けていると、大病を患う原因にもなります。
何もせずにボーっとしたり、海や山など空気がキレイな場所や景色がキレイな場所に行くといったリフレッシュタイムを確保して下さい。
温泉や銭湯などに行く、ゆっくりお風呂に入るということもいいでしょう。
ガムシャラに働くのではなく、心身を休める時間を作って、健康な生活を送れるようにしましょう。