【終電がなくなってタクシー代が惜しいときには】
飲み会や残業などで終電を逃しても、タクシー代を考えると帰るのは辛いという場合や、
今から帰っても直ぐに出勤しなくてはならず体が辛いし、時間の無駄という場合、どのように過ごせばいいでしょうか。
タクシー代より安く済み、明日の仕事のために少しでも体を休められ、
リラックスができるコスパのよい過ごし方ができる場所を探したいものです。
【直ぐに見つけやすい定番の場所】
会社の近くなのか、飲み会をした場所の近くなのか、都心部なのか田舎なのかにもよりますが、
比較的どの場所でも見つけやすい場所といえば、マンガ喫茶や24時間営業のファミレスやファーストフード店です。
マンガ喫茶はお店によって値段も異なりますが、朝まで過ごしてもタクシー代よりは安くつくことが多く、
イスやソファで眠ることができ、朝食なども食べられます。
ファミレスやファーストフード店はぐっすり眠ることはできませんが、
コーヒー1杯や軽食やスイーツで数時間過ごせるという点はコスパの高いお店です。
ただし、地方の場合には駅チカであっても、マンガ喫茶も見つからず、
24時間営業のファミレスやファーストフード店がない場合もあります。
こうした場合には、朝までやっている居酒屋やカラオケ店を探すのがいいかもしれません。
真冬に寒い外で過ごしたり、真夏のうだるような熱帯夜を外で徘徊するよりは、
カラオケ店などで過ごすほうが冷暖房が聞いていて安心です。
さらにカラオケボックスであれば、一人で入室して歌わずに寝るということもできます。
【サウナやスパ】
酔っ払いは行けませんが、酔いがほどよく冷めた方や残業などで遅くなったという方なら、
マンガ喫茶の代わりに休憩所完備のサウナやスパに行くという方法もあります。
自宅に帰れずに過ごすということは、明日はお風呂に入らず仕事に行くということになります。
冬場ならともかく、汗をかいた夏の時期は汗臭くてたまりません。
コンビニなどでシャツやYシャツをゲットして、サウナやスパ、24時間スーパー銭湯などに入り、
休憩所で仮眠をとって翌朝出社するという方法があります。
ただし、タクシー代が数千円程度に収まるという方の場合は、
Yシャツ代やサウナ代のトータル費用が上回る場合もあります。
とはいえ、自宅に帰ってお風呂に入って寝る間もなくまた電車に揺られて出勤するより、
サウナや銭湯でリラックスして、仮眠をとって出勤したほうが体や気持ち的には楽かもしれません。
その場合は、金銭面だけでなく心身の負担面を考慮してトータルで、
近場のサウナやスパ利用のほうがコスパがいいといえるでしょう。
【話題のカプセルスポット】
マンガ喫茶のような低料金の気軽な場所が普及していなかった時代には、
終電を逃した際はカプセルホテルが主流でした。
もっとも、意外に料金が高く寝にくいといった不満もあったものですが、
最近はマンガ喫茶などの対抗馬が増えたため、より低料金になっていたり、
より過ごしやすいカプセル風のホテルも新たに登場しています。
カプセルホテルというのは名称はホテルですが、本来のホテルとは異なり宿泊施設としての認定は受けていません。
そのために寝床だけがあって、他の備品などがないのが特徴です。
これに対して正式なホテルをカプセル風の簡単な造りにしたうえで、
低コスト化を実現した今後増えていくタイプのホテルでは、クローゼットや鏡、簡単なソファなどもあり、
よりリラックスして過ごしながら格安で泊まれるのがメリットです。
あらゆるところにある施設ではありませんが、新しい情報をキャッチアップしつつ、
コストパフォーマンスのよいスポットをチェックしておきましょう。