【上司とのコミュニケーションは気持ちの良い挨拶から】
社会人になると、上司との人間関係がうまくいくかどうかも働きやすさに関わってきます。
ごますりをするのではなく、本当の自分の姿を見せて気に入ってもらえれば何よりでしょう。
そのためにまず何より必要なことは、毎日の挨拶です。
朝は元気に「おはようございます」、帰るときには「お疲れ様でした」などの挨拶は当たり前のことですが、
上司の目を見て笑顔でハキハキと挨拶することで、印象も良くなります。
コミュニケーションの基本として、気持ちの良い挨拶を習慣づけましょう。
【素直な性格は可愛がってもらえる】
上司は部下が素直であると、対応しやすいものです。
失敗をして怒られたときには素直に「すみませんでした」と言い訳せずに謝り、
上司からのアドバイスは謙虚な姿勢で受け取りましょう。
上司は自分の考えについてきてくれる部下のことを可愛いと感じます。
上司の意見と自分の意見が異なることもあるかもしれませんが、その際にもまずは上司の考えをしっかりと聞きたいものです。
【やる気を見せよう!】
仕事に対して前向きな姿勢がある人を上司は認めます。
やる気を見せることは、「仕事を頑張っている」という評価にもつながりますし、
上司の中でもっといろいろと教えてあげたいという気持ちが芽生えます。
働き始めて最初のうちは仕事にも慣れず、ミスが生じるのも仕方ありません。
仕事で失敗したときでもずっと落ち込み続けるのではなく、失敗をバネに変えてまた次に頑張る姿勢を上司は望んでいます。
上司に好かれるためには、そうしたポジティブでモチベーションを維持できるメンタルの強さも磨いていきたいものです。
【誘われたときはできる限りついていく】
仕事が終わってから上司に飲みに誘われたり、休みの日にゴルフやバーベキューに誘われたりと、
社会人になると上司からいろいろとお誘いを受けることも出てきます。
その人のライフスタイルもあるのですべてを受けることは難しいかもしれませんが、
できる限りは断らずについていきたいものです。
誘いに笑顔で応じる部下であれば、上司は可愛がってくれるはずです。
どうしても断らなければならないときは、「次回は必ず参加させていただきます、すみません」というように
丁重に直接お断りすることがマナーです。
メールやラインの1文で断るような態度は、上司も不快に感じてしまうので気を付けましょう。
【率先して雑用をする姿勢が好感を】
職場では与えられた仕事以外に、掃除やゴミ捨て、お茶汲みなどの雑用もあります。
そうした仕事は事務員が行うことも多いですが、
例えば社内のゴミ箱がゴミでいっぱいになっているときに気を利かせて捨てることができる部下は、
よく気が付く人間だと好感を持ってもらえるでしょう。
また自分がコーヒーを飲むときに上司にもコーヒーを入れるなどの気配りも大切です。
誰かが困っているときには手伝ってあげる優しさなども、高く評価されるでしょう。
雑用や掃除を行うことは、働きやすい社内環境作りにもつながります。
自分のデスクの上を常に清潔に整理整頓しておくと、上司の目には「きちんとした人間だ」と映るはずです。
【明るい性格で上司も思わず笑顔に】
仕事は真面目にしなければいけませんが、
休憩時間やオフの付き合いのときに明るい態度でみんなと接することができると周りも明るくなれます。
明るい人柄は、何かあったときでも乗り越える力にもなるでしょう。
上司は部下と、ただ堅苦しい関係だけを望んでいるわけではありません。
仕事以外の人生についても、明るく楽しく語り合うことができれば何よりです。
仕事がうまくいかないときでもふさぎ込んで暗くなるのではなく、できるだけ明るく笑顔で乗り切りたいものです。
そんな明るい部下であれば、上司も親身になって何かと応援してくれることでしょう。