【奥様の気持ちに寄り添って】
仕事に疲れて家に帰ってお子さんの笑顔に癒されようと思っても、
奥様が育児疲れでイライラしていたり、夕食の準備もしていないとなれば、旦那さんも気持ちが滅入ってしまいます。
自分が仕事を頑張っているのだから、家事や育児くらいきちんとしてくれと言いたい方もいるかもしれませんが、それは禁句です。
気持ちをグッと抑えて、奥様の気持ちに寄り添ってあげましょう。
もし、あなたが一人でお子さまを1日みてと言われたら、それは大変なことが分かるのではないでしょうか。
たまにオムツを替えたり、たまにミルクを飲ませたり、都合のいいときだけ遊んであげるといったパパとは異なり、
1日赤ちゃんややんちゃ盛りの小さなお子さまと一緒にいるわけです。
まして初めての子育てでどうしていいか分からないことがたくさんあったり、
一度に二人、三人と育てて手が回らなくなればイライラも募ってきます。
奥さんも自分なりに頑張っていて、仕事のようにマニュアルもなく、先輩や上司の指示を受けられるわけでもなく、
頑張っても誰も評価してくれない大変な立場にあることを理解し、協力する姿勢を見せることが大切です。
【育児や家事のお手伝い】
たまに手伝うのではなく、たとえば、早めに帰宅するようにしてお子さんのお風呂は毎日、ご主人がいれるとか、
オムツ替えを1日1度は手伝うとか、気分でたまにやるのではなく、ルーティーンを決めて必ず手伝うようにすると、
少しは奥様の気分も晴れます。
赤ちゃんのお世話が怖い、得意でないという方や、帰宅時間が赤ちゃんの生活リズムに合わない方であれば、
奥さんがする他の家事を手伝ってあげるのも1つの方法です。
たまにでいいので夕食を作ってあげる、休日のブランチや夕食を作る、洗濯はできなくても自分の洗濯物くらいは帰ってきて畳む、
食後の洗い物は自分で必ずやる、お風呂に入った後、風呂掃除をするなど家事のルーティーンを決めて、
奥様に労いのメッセージを言葉だけでなく、形や行動で示すと奥様の気持ちも和らぎます。
女性は言葉だけでは満足できず、行動に示してほしいと思っている方も多いので、有言実行でいきましょう。
【家族でお出かけやたまには夫婦だけで】
お子様と一緒に家族そろってお出かけをする、お子様をご両親など信頼できる方に預けて、
奥様と二人でお食事や映画などに出かけてリフレッシュをするのもおすすめです。
ここで気を付けたいのは、奥様だけ残してお子さんと遊びに行くばかりではいけないということです。
休日などにお子さまを連れ出して公園で遊んだり、買い物などに連れて行くのはたまにはよく、
その間、奥様が家でゆっくり過ごしたり、昼寝をしたり、お友達と食事やお喋りを楽しむということもたまにはありです。
ですが、毎回、お子様だけを連れ出して、奥様を何処にも連れて行ってあげないのでは、
自分だけつまらない、子供は可愛がられているけれど自分は大切にされていないと、別のイライラが募ってしまうからです。
疲れているように思えても、外でリフレッシュできれば気分も変わるものです。
家族で遊園地に出かけたり、近所の公園にお弁当を持ってピクニックにでかけたり、イベントに行ったり、
大型ショッピングセンターなどに買い物に出かけて、外食を楽しんだりと、奥様もお子様も交えて楽しむ機会も設けるようにしましょう。
家族そろって、家族水入らずというのが重要なカギで、イクメン気取りの放置プレーはよくありません。
仕事で疲れて休みたいという気持ちも分かりますが、エネルギーあふれる子供といつも対峙している奥様をカバーするうえでも、
たまには家族でお出かけしたいものです。
もちろん、交通費や手間をかけて毎回、遊園地や日帰り旅行などに出かける必要はないのです。
近所の公園でも十分リフレッシュができ、奥様の気持ちも癒されます。